理系が国家総合職教養区分を受けてみたら地獄だった…(後編)

 

 

前編の続きになります!

目次

自己採点

 

一次試験が終わった次の日にはもう解答速報が出ていたので自己採点をしてみることにしました。

まずは知能分野の結果 19点/24点

我ながら上出来すぎるのではないかと思いました。

なぜこんなに高得点だったかというと勘で答えた英語5問が全問正解だったからです。

宝くじにでも当たった気分になりました(笑)。

 

間違えた部分は現代文で1問、資料解釈で1問、それ以外に3問という感じでした。

見直せば確実に解ける資料解釈で間違えてしまったのはもったいないですね…。

 

続いて知識分野の結果20点/30点

まあなかなかいいんじゃないでしょうか?

得意の理系分野(数学は間違えている笑)と倫理政経が力を発揮しましたね。

 

基礎能力試験の得点率は合わせて72%になりました。7割取れれば合格安全圏なのでホッとしました。過去問では6割がやっとだった感じだったので7割取れてよかったです。

多分、英語のおかげです(笑)。

その後、1次試験合格通知書が届きました。

2次試験の対策

 

1次試験の合格通知書が届いてから2次試験までは約1か月でした。

せっかく受けるのだから2次試験の対策もしっかりしようと思いました。

2次試験の科目は以下の3科目です。

どう対策すればいいんだろう?が第一印象です。グループ討議なんて練習できないし…。

とりあえず企画提案試験では参考資料が公開されるのでそれを読むことから始めました。

この年は厚生労働白書が指定されました。

白書を読むと障害者や病気を持った人が仕事をしやすい環境を構築していくような問題が出そうだなーと感じました。

なのでお題を想定して実際に2回くらい小論文を書いてみました。

書いてはみたものの見せる相手もいなく、ただの自己満足に終わってしまいました。(笑)。

 

グループ討議や面接は対策が難しそうなので、本やネットの情報をあさりまくりました。

こんなしょぼい対策で2次試験に挑みました。

 

2次試験1日目

 

2次試験は平日に行われるので大学をお休みして再び東京へ飛びました。

2次試験は1日目に企画提案試験、2日目に政策課題討議試験・人物試験が行われました。

 

①企画提案試験

企画提案試験ではまず、2時間で小論文を完成させます。

予想通り、障害者が健常者と同様に職場で働きやすくする方法を問われました。

参考資料としていろいろなデータが渡されたのでそれをもとに小論文を書き進めました。

 

障害者の方が職場で働きやすくするために職場の紹介と障害者の方が職場に定着するまで定期的に面談をおこなうなどの政策を提案しました。

自分の中ではそこそこの小論文は書けたのかなと思いました。

 

そしてお昼休みになるのですが、1時間くらいあってものすごく暇でした。隣の人と会話するのは禁止ですし、ケータイや本も机に出してはいけません。ただただ虚無の時間を過ごしました。

昼休みが終わって午後からプレゼンと質疑応答が始まるのですが、この待ち時間がとても長いです。

虚無のお昼休みがもう一回あったようなものですね。受験者によっては待ち時間がない人もいます。

そして長い長い虚無の時間を終えるとようやくプレゼンの時間です。小論文はプレゼンが始まる前に渡され、5-10分くらい小論文を見直す時間が与えられます。

その後、面接室に入ると2名の男性の面接官がいました。渡された小論文をかみ砕いてプレゼンをおこないましたが、少しぎこちなかったです。

 

その後、20分間の質疑応答タイムが始まります。

「この政策について詳しく教えてください。」

「それだと〇〇な問題が起きると思いますが、その対策は何かありますか?」

「最初の目標と論点がずれてませんか?」

などの鋭い質問をたくさんいただきました。

リズムよく答えないといけないですが、何回も言葉に詰まってしまいました。

 

こんな感じで1日目は終了したのですが、自分の不甲斐なさに落ち込みながら帰宅しました…。

 

2次試験2日目

 

不甲斐ない1日目の翌日は2日目の試験が待っています。

私は午後からだったので余裕をもって会場に到着することができました。

2日目の科目は政策課題討議試験と人物試験です。

 

②政策課題討議試験

まずは政策課題討議試験からおこなわれました。

最初に20分間で資料を読んで、レジュメの作成をおこないます。この年のお題は国会議員や地方議員に一定数の女性が当選できるようにすること(いわゆるクォータ制)に賛成か反対かというものでした。

私は立場を反対にして、理由は民意が反映されにくくなるなどを書きました。

しかし、20分という少ない時間の中、レジュメを作るのは難しくてスッカスカのレジュメが完成しました(笑)。

 

レジュメが完成するといよいよグループディスカッションです。

私のグループは5人で賛成が2人、反対が3人とバランス良い組み合わせになりました。

まず、自分のレジュメをグループのみんなにそれぞれ発表していきます。

他の受験者と比べると私のレジュメの出来はひどいものでした。

あの短時間でよくまとめられるなーと感動しました。

 

その後はディスカッションタイムです。まずはどのような社会が理想であるかをグループ全員で確認していきました。そして、クォータ制は民意が反映されないのではないか、という議論になったり、

賛成の二人の方が提案していた議員定数ではなく、立候補者にクォータ制を導入するのはどうか、という議論になったりしました。あの短時間で立候補者クォータ制を思いつくのは素晴らしいな、と感動しました。そして立候補者クォータ制で議論がまとまる方向へ進んでいきました。ちなみに私はあまり話せておらず、意見を求められたら話すという感じで議論に参加してました。

 

議論も中盤に差し掛かったころ、ある受験者が

「なんか鶏が先か卵が先か、みたいな議論ですね。」

と言いました。

そこから他の受験者が

「この政策はどちらかというと卵ですね」

「こういう政策は鶏を生み出しますね」

と鶏卵議論が始まりました。

 

私は鶏が先か卵が先かという言葉は聞いたことはあったのですが意味がよくわからなったため、それからは沈黙を続けてしまいました…。(畜産科学科なのに恥ずかしい笑)

ここで不合格を確信しました!

 

 

 

 

 

 

 

 

③人物試験

不合格を確信すると気持ちも楽になります(笑)。

人物試験も待ち時間が長く、その間に英語試験の証明書の提出が行われました。

TOEICや英検などを受けていると人物試験の際に加点される仕組みがあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

英検4級しか持っていない私には全く関係ない話です(笑)。

そして虚無の時間が終わると面接室へ案内されました。女性の面接官2人と男性の面接官1人によって面接は行われました。事前に提出した面接カードに沿って質問は行われるので、企画提案試験に比べるとかなり受け答えが楽でした。

リラックスしていたため、全体的に良い面接だったのではないかと思います。
しかし、1回だけとんちんかんな受け答えをしてしまいました…。

面接官「養豚実習でなにか学んだことはありますか?」

私「豚の成長速度がかなり早かったことに驚きました。」

面接官「そこから何を学びましたか?」

私「……感動しました…。」

面接官は苦笑い

今、思い出しても恥ずかしいです…。

そんなこんなで人物試験が終わり、総合職の教養区分2次試験は終了しました!

 

まとめ

 

もちろん結果は不合格でした。今思えば1次試験の英語ガン無視小論文も不合格に拍車をかけてましたね(笑)。

教養区分の試験は理系には地獄に感じましたが、良い経験だったのは間違いないです。他の受験者の方は素晴らしく、日本の未来を任せられるような人たちでした。

プレゼンしたり、文章を書いたり、グループディスカッションが得意な方は理系でも全然合格は可能だと思います!

あ!受験してから気づいたのですが教養区分での合格だと技術職には採用されないらしいです。

理系の人はやはり春の公務員試験がおすすめですね。

ここまで読んでくださりありがとうございます!

 

広告

よかったらシェアしてね!
  • URL Copied!
  • URL Copied!

コメント

コメントする

目次
閉じる